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マグノリグナン

美白成分のひとつにマグノリグナンがあります。マグノリグナンには、メラニンの合成に関係するチロシナーゼたんぱく質の成熟を阻害し、チロシナーゼたんぱく質がメラノソームに移行されるのを抑え、チロシナーゼの量を減少させる美白効果があります。マグノリグナンは、従来の美白作用メカニズムよりも早い段階でメラニン生成を抑制します。従来の美白成分は、メラニンの合成に関係する酵素チロシナーゼの活性を阻害したり、メラノサイトを活性化するメラノサイト刺激物質(情報伝達物質)を遮断したり、メラニンの排出を促進する作用が主流でした。しかしマグノリグナンは、チロシナーゼたんぱく質の成熟を阻害するという全く新しいアプローチにより、美白効果が可能になりました 。
マグノリグナンは、13年もの歳月が掛けてカネボウが開発した美白成分です。マグノリグナンは、皮膚科医の評価による「紫外線色素沈着に対する抑制」・「シミ(肝斑など)に対する有効性」などの美白効果が86%の有効率となったそうです。そして美白効果は、従来の美白成分よりも高かったそうです。なおマグノリグナンは、白モクレンの樹皮「厚朴(コウボク)」に含まれる天然成分をモデルにして、高純度に合成した成分です。白モクレンは、モクレンの仲間で、白色の花をつけます。しばしばモクレンと混同され、白モクレンと呼ばれています。

●マグノリグナンの美白メカニズム
メラニンの合成に関係するチロシナーゼは、紫外線やストレスで皮膚の中で生じた活性酸素の刺激により活性化します。チロシナーゼの活性化により、メラノサイト内のチロシンからメラニンが合成され、シミ・ソバカス・日焼けの原因になります。マグノリグナンは、メラニンの合成に関係するチロシナーゼたんぱく質の成熟を阻害し、チロシナーゼの量を減少させます。

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