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トラネキサム酸

美白成分のひとつにトラネキサム酸があります。トラネキサム酸には、メラニン発生要因のひとつとされているメラノサイト活性化因子プラスミン(線溶酵素) を阻害し、メラニンの生成を抑制する美白効果があります。
トラネキサム酸は、人工合成された抗プラスミン作用がある薬用アミノ酸です。トラネキサム酸には、抗止血作用・抗炎症作用・抗アレルギー作用などがあります。その為トラネキサム酸は、古くから止血剤として使用されてきました。トラネキサム酸は、歯茎の出血や炎症を抑えるとして、身近な歯磨剤にも配合されています。
トラネキサム酸は、シミ(肝斑)に対する内服薬として処方されています。シミ改善の内服薬として最初に認可を受けたトランシーノの有効成分もトラネキサム酸です。またトラネキサム酸は、美白化粧品にも多く配合されています。なおトラネキサム酸は、抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEと一緒に利用すると効果的という報告があるそうです。なおトラネキサム酸は安全性は高いが、食欲不振・悪心・嘔吐・胸やけ・眠気・そう痒感・発疹などの副作用が報告されています。
肝斑の発症には、女性ホルモンが深く影響していると考えられています。しかしトラネキサム酸は、この女性ホルモンの乱れを改善するものではありません。

●トラネキサム酸の美白メカニズム
メラニンの合成に関係するチロシナーゼは、紫外線やストレスで皮膚の中で生じた活性酸素の刺激により活性化します。チロシナーゼの活性化により、メラノサイト内のチロシンからメラニンが合成され、シミ・ソバカス・日焼けの原因になります。トラネキサム酸は、メラノサイトを活性化させるプラスミン(線溶酵素) を阻害し、メラニンの生成を抑制します。

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